灼見|BLUETTIと国連人居署、アフリカでのクリーンエネルギー普及に向け協力を深化
2025年8月、グローバルなクリーンエネルギーのリーダーであるBLUETTIと国連人間居住計画(UN-Habitat)は、ケニアのナイロビで戦略的提携の深化を正式に発表しました。両者は、アフリカにおけるクリーンエネルギーの普及と持続可能な居住環境の構築を加速させます。今回の提携は、BLUETTIが主導する「アフリカの100万世帯を照らす(LAAF)」プロジェクトを基盤とし、対象地域をケニアからウガンダ、ナイジェリア、タンザニアへと拡大します。クリーンエネルギーの現状調査と政策提言、そして地域社会の能力構築と住民のエンパワーメントの2つを柱に、グローバルなエネルギー普及活動が新たな段階へと移行します。
使命の遂行とモデルの創造
2022年に開始したLAAFプロジェクトは4年間にわたり継続し、電力不足に苦しむケニアの地域社会にクリーンな電力を提供し、2,500世帯超、6万人以上の住民を支援してきました。2025年5月には、技術移転を含む慈善協力協定を締結し、20万ドルを寄付してプロジェクトに新たな推進力をもたらしました。また、ケニアの地方分権開発会議に招待されたBLUETTIは、低所得者向け住宅や都市のレジリエンス向上、スマートシティにおける活用事例を紹介。参加機関やケニア政府は、クリーンエネルギーが持続可能な開発への重要な道筋であることを再確認しました。
技術によるエンパワーメントと地域への浸透
技術赋能(エンパワーメント)は今回の協力の最大のハイライトです。BLUETTIは500セットのE60ソーラー照明・蓄電システムを寄贈し、2,000人以上の住民を支援。今後5年間で約337.5トンのCO2排出削減が見込まれています。さらに、機器の提供だけでなく技術研修や移転を通じて、ソーラー機器のメンテナンスや若者の起業支援など、地域が自律的に運用できる能力を育成しています。特に女性や若者、高齢者が世帯主の家庭に焦点を当て、生活環境の改善とコミュニティのレジリエンス向上、そして新たな機会の創出を目指しています。
希望を灯し、未来を照らす
変化は、一つの灯りを灯すことから始まります。UN-Habitatアフリカ地域事務所のOumar Sylla所長は「国連と企業が共に開発課題に立ち向かう模範的な事例だ」と評価しました。BLUETTIのJame Ray氏は「より多くの人々にクリーンエネルギーの恩恵を届けることが私たちの目標です」と語っています。受益者からも「雨で停電しても灯りが確保でき、子供たちが夜に勉強しやすくなった」(ムホロニのイスマエル氏)、「子供たちの教育環境が改善される」(38歳の母親、ユニスさん)、「神からの恵み」(83歳のドゥシラさん)と感謝の声が上がっています。一つの灯りから100万の家庭へ。BLUETTIは「クリーンエネルギーのグローバルな普及」というビジョンを行動で示し続けています。クリーンエネルギーは技術の進歩であるだけでなく、人類の共通の運命を温かく包み込む存在なのです。
——雲取商事 Kumotori Corporation

